2012年4月29日日曜日

間伐


1.なぜ間伐が必要なのか?

人工林では、一定面積内に非常に多くの本数の苗木を植え、数年ごとに間伐をくり返し、木の成長にあわせてその都度適正本数を保つように調整している。その間伐ができなくなっている。林業のことをよく知らない人の頭に浮かんでくるのはこんな疑問である。そもそもたくさん苗木を植えるから、間伐しなくてはならない。だとしたら、最初から30年後とか50年後の適正本数だけ植えればいいではないか、という疑問である。私も最初はそう思った。だが、当然のことながら、そんな簡単な解決策があるのならとっくの昔に実行しているはず。杉や檜、松などの針葉樹は密集して植えることによりまっすぐ育つ。材として商品価値を持たせるためには、まっすぐな材が望ましいのである。まばらに植えられた杉や檜は下の方が太く、先 端に行くに従って細くなる。木としては健全な成長ともいえるのだが、材としての商品価値は下がってしまう。

2012年4月28日土曜日

第3章 日本の自然の概要


第3章 日本の自然の概要

第3章 日本の自然の概要

 

 本章では、日本の自然環境及び人間活動、就中、生物を取り巻く環境としての各要素の概況を述べた。即ち、地形・地質から動植物の地理的分布までの自然環境についての概況と、人口密度、土地利用、水域の改変状況という自然に対する人為圧の状況について述べた。

 

3.1 生物を取り巻く環境

 

 日本は、アジア大陸の東縁に位置し、日本海をへだて大陸とほぼ平行に連なる弧状列島から成っている。気候は地域的に多様であり、一年の季節の移り変わりは顕著であり、日本の植物相の多様性を高めている。

 日本の動物、植物を取り巻く環境は、気候などに代表されるように変化に富んだものとなっている。この生物をとりまく環境は非生物的環境要因と生物的環境要因とに大きく分けられる。非生物的環境要因は、気候的要因(気温などの温度、降水量などの水分、日照などの光、風などの大気、など)、土壌的要因(粒度、腐植質の量などの土壌、表層の地質、など)、地形的要因(土地の傾斜度、傾斜方向、尾根と谷、山地と平野などの地形分類、など)に、生物的環境要因は、生物要因(同種個体、共生関係にある生物、競争や抗生作用によって影響を受ける生物、など)、人為的要因(森林伐採、耕作、土地の造成、など)に分けて取り扱うことができる。

 これら各種の環境要因は、独立的ではなく、相互に関係しあって動物・植物に働きかけている場合が多い。例えば、地質は地形の成り立ちに深く関わっており、また地殻表層の土壌に大きな作用を及ぼしている。土壌は、母材、気候、植生、地形、地下水などの多くの土壌生成因子の総合的な作用によって長い時間をかけて生成され、絶えず変化し続ける。また、土壌は、土壌生物の生存基盤として多様な生物相を維持するとともに、各種の生物の影響により土壌も変化するという相互作用を繰り返している。

 このように生物と環境との相互作用の歴史的産物として、大地の生産物である生物の現在のすがたが存在する。

 ここでは、このような環境要因と生物とのかかわり、また、様々な人間活動とのかかわりについて以下に検討を加えた。

 

3.2 地形・地質

 

 地形の原形は地殻変動や火山活動によってつくられる。地殻の表面は流水、氷河、風など、太陽活動をエネルギー源とする外作用によって破壊、侵食され、けずりとられた岩屑は低所に堆積し、その結果地表は変動地形、火山地形に加え侵食地形と堆積地形の入り混じった複雑な様相を呈するようになる。この地形形成のプロセスはそれぞれが同時にあるいは単独で限りなく進行する。

 地殻変動も火山活動も地球上の場所によってそれぞれ特有の性質をもっている。また、地形形成は気候と密接な関係がある。したがって、地形は地球上に占める地理的位置によって特有な性質をもつようになる。世界的にみた日本の地形の特色の一つは変動地形と火山地形にあるといえる。

●配列の規則性

 日本には、山地・山脈がひしめいている。その山地の配列を決定している要素として、日本列島という弧状列島(島弧)の大地形の成立にあずかった長大な構造境界である、海溝と火山フロントがある。これらの構造はプレートテクトニクスによれば、図3.2.1のようなものと考えられている。海溝やトラフ(舟状海盆)は、海洋プレート(図の太平洋プレートとフィリピン海プレート)が沈み込む地帯にできた凹地とみられ、火山のフロントは、沈み込んだプレートの上面付近で発生するマグマが地表にあらわれてできる火山帯のへりと考えられる。火山フロントは島弧の中軸部をなす。海溝と火山フロントは島弧にとってこのように重要な構造境界だと考えれば、日本の山地がそれらとほぼ調和的に配列しているのがうなずける。

 東北地方から北海道の渡島半島にかけてが東日本弧であるが、そこでの山脈・山地の配列は、ほぼ日本海溝に並行している。渡島半島をのぞく北海道の山地の配列は、サハリンから日高山脈にのびる高まりと千島弧の火山列が示す高まりの重なりと考えられる。

 本州の中央部は山地の配列がもっとも複雑なところである。またここは山地の高度がもっとも大きいところでもある。そのような複雑さと高さは、ここが三つの島弧、すなわち、東北日本弧・西南日本弧・伊豆小笠原弧が会合しているところであるためと考えられている。

●山地

 日本列島は山地がなければ存在しない。日本列島は太平洋北西端にそびえる一大山脈で、陸上の国土にしめる山地面積は、61%と大きい。丘陵などをふくめた平野面積は残りの39%である。その平野は、日本の場合すべて山地形成の副産物としてできたものといってよい(図3.2.2)。つまり、山がまず高まり、それが侵食されて生じた土砂を川が搬出し、海岸や盆地を埋め立てたのが日本の平野である。山は人口の約9割が住む平野の"生みの親"である。

 山はまた、気流を上昇させて水蒸気を降水に変える。その水が山の植物を養い、川となって山をけずり、下流の平野に土砂を運び、人びとに水や水力エネルギーを供給する。そのため、山は古くから"俗でない所"であった。山国日本ではいたるところの山に"山の神"が鎮座し、信仰の対象というほどでなくても、貴いものであり、川とともにふるさとの象徴であった。また山は風景美の骨格をつくるものである。日本の国立公園・国定公園・都道府県立自然公園の大部分が山地にある。

 日本の山地は、古生代から第四紀にいたるいろいろな時代に形成された各種の岩石から成りたっている。山地による岩石の違いが大きいことは、日本の地質構造が複雑なことによる(図3.2.3)。一つの山地・山脈のなかでさえも、複雑な地層・岩石の構成がみられることが少なくない。

 主として平野をつくる材料となっている第四紀の堆積岩および火山や火山麓をつくる第四紀火山岩(合計面積率38%)をのぞいた残りがだいたい日本の山地と丘陵をつくっている岩石、ということになる。そこでは堆積岩(計39%)につづいて第3紀以前の火山岩(17%)と深成岩(12%)が広い面積をしめ、変成岩が残りをしめる。(表3.2.1)

 平野をつくる第四紀層と、火山をつくる第四紀火山岩や薄い(およそ1km以下の)新第三紀層を除くと、糸魚川静岡線を境として、東北日本と西南日本の差がいちじるしい。西南日本はおもに古第三紀より古い基盤岩でできているのに対して、東北日本は、北上・阿武隈山地以西では所どころに基盤岩がのぞいているものの、多くは新第三紀層より新しい厚い被覆層よりなっていて、ちがいが大きい。新第三紀層(2400万〜200万年前)とそれ以前の岩石(3億〜5千万年前)はおおざっぱにいって形成年代が1桁ちがう。古い基盤岩は新しい被覆層にくらべて構造がずっと複雑である。なお、現在みられる山地の地形ができた時代は主として200万年前より新しく、ことに100万年前以後のものが多い。

 氷期の日本では、周氷河作用、なかでも岩石の凍結破砕やソリフラクション(斜面を土石がずり下る現象)が広域におこり、北海道においては、流水の侵食作用を上まわるほどであった。北海道、とくにその北部・東部でみられるのびやかな風景の基本をなすのは、第四紀にくりかえされた氷期の周氷河作用によってできたなだらかな地形である。

 北海道の北部・東部をのぞく日本全体、ことに本州・四国・九州の1000〜1500m以下の山地にあっては、氷期・間氷期をとわず、降水・流水の作用がもっとも強力な侵食作用の荷い手であった。

 流水は日本のように森林のあるところでは斜面一面にひろがることなく、水みち・川すじを流れ、侵食する場合には線状に谷を掘る。谷と谷のあいだが山稜になる。個々の山稜や峰は、谷が刻まれることで山らしくなり、大きい谷底と大きい稜線のあいだの大きい斜面は、小さい谷に刻まれ、その結果、小さい稜線と小さい斜面の集合となる。さらに小谷の侵食は、山崩れという形式をとることが多いが、それによって、大きい稜線も低下し、谷底と稜線の高度差は小さくなり、斜面の平均傾斜もゆるくなっていく。

●平野

 日本の平野は、流水が山を削った削り屑である土砂の堆積によってできているのがほとんどである。関東平野の台地のように、海底が干上ってできたものもあるが、その海底を作った土砂も、ほとんど周辺の山地から川が海に運び込んだものである。したがって、日本の平野はほとんどすべて山地の付属物で、いま見える山が成長したことが原因で形成されたものであるといえる。

 日本の平野が山地に由来する若い堆積物よりなるという特質を生じたのは、活動的な弧状列島であることのほかに、山を削り、土砂を運搬する河川を育む降水が多いことに負うところが大きい。

 日本の平野の多くは海岸ぞいにあり、それらは形成過程において海の波や流れの作用を受けるとともに、海面変動の支配を受けた。たとえば、最終氷期の海面低下と後氷期の海面上昇(縄文海進)は沿岸の沖積平野形成を導いた第一の要因であった。日本の平野のほとんどは、海に接近してはいるが、直接海に面しているというよりは、山に抱かれた形のところに多い。日本最大の関東平野は房総半島という"防波堤"の内側にあるし、濃尾平野や大阪平野は伊勢湾と大阪湾という奥深い湾に面する、なかば内陸の平野である。新潟平野でも、その海側に弥彦山塊が平野を海からへだてでいる。もし弥彦山塊がなかったなら、日本海の荒波は信濃川などの土砂を流し去り、新潟平野は今のように拡大することは、できなかったにちがい� ��い。海岸に接近する主要な平野の多くは、いわば海岸近くの盆地を土砂が埋め立てたところである。

 

3.3 気候

 

 地球全体の気候は、対流圏の大気大循環の構造と関連している。また大気大循環の構造はさまざまな要因の影響を受けており、決して単純ではない。これに応じて、地表面にさまざまな気候が出現する。日本列島が中緯度帯に存在して南北に長く延び、地球上最大の大陸と最大の海洋の境界に位置していること、日本列島が中国の海岸線にほぼ平行して走っており、中央部に脊梁山脈の存在することが、日本の気候を変化に富んだものにしている。日本海の存在は、日本列島の気候を大陸アジアの気候と区別する要因として重要である。

●中緯度にある意味

 札幌と鹿児島の緯度差はマニラとジャカルタの緯度差より小さく、バンコクとシンガポールの緯度差にほぼ等しいが、気候の差に関しては、札幌と鹿児島の差の方がこれらの都市の間の差に比べて圧倒的に大きい。これは、南北の気温差の大きな中緯度帯に日本列島が存在するからである。南北の気温差の程度はジェット気流の強さと物理的に結びついている。中緯度の中でも、日本付近は特にジェット気流の強い場所で世界的にみて、南北の温度差が特に大きい。またジェット気流が強いことは、温帯低気圧の発生頻度が大きいことを意味する。中緯度の国としては異常に雨量が多いのは、前線性の降水量の大きいことが一因である。その中でも梅雨は特異な現象であって、日本を含む東アジア以外の国ではこのような現象は存在し� ��い。

 日本列島の配置は、風向にほぼ直角である。北から南まで、非常に広い範囲にわたって寒風にさらされる。しかも、寒風の厚さは脊梁山脈の高度とほぼ同じだから、山の風上側と風下側で違った気候が形成される。

 大陸の東側に存在することは、夏の気候の形成に決定的役割をはたしている。大陸は亜熱帯高圧帯を経度方向に切断して、海洋上に閉じた高気圧をつくるが、高気圧が閉じることによって、大陸の東側に低緯度から高緯度に向かう風が吹くことになり、低緯度から暖かくて湿った空気が供給される。これは、梅雨の降水量と関係があると考えられ、また、この風は台風を日本へ運んでくる働きもする。

 温帯低気圧による降水に加えて、北西季節風にともなう豪雪、梅雨、台風によってもたらされる降水は、日本を水質源の豊かな国にしている。日本列島の大部分がかつて森林でおおわれていたのは、このような気候学的に特異な条件がなりたっているためと考えられる。

 夏、小笠原高気圧からの熱帯気団が全国をおおう日には、九州も北海道も、最高気温は30℃から33℃くらいになる。ところが寒帯気団でおおわれた地域の気温は緯度とともに変化する。気温に水平勾配があることは、寒帯気団の一つの特徴で、日本がシベリアから送り出される寒帯気団にすっぽりと包まれる日には、日中、北海道では、−10℃でも、鹿児島や沖縄では15℃以上にもなる。最低気温ならば、その差は35℃をこえる。

 寒帯前線帯は、冬には沖縄の南まで南下するが、季節とともに北上して、夏には北海道中央部あたりにある。したがって、沖縄にも寒帯気団におおわれて冬とよべる季節が訪れるし、北海道にも、北部を除けば、熱帯気団におおわれる夏がある。

 年平均気温は、低地ではオホーツク海沿岸がいちばん低温で約5℃、沖縄と小笠原では約22℃、南鳥島は25.1℃である。

 同じ緯度で北アメリカ大陸東岸と比較すると、日本よりいくぶん高温であるが、南北の気温勾配はほぼ同じ程度である。大陸西岸では、熱帯気団と寒帯気団が鋭く対立することが少ないので、南北の気温差ははるかに小さい。

2012年4月27日金曜日

Olive Gardening★: Gardening


鬱蒼~~~~ぉ。。。

なんだか雨のたびに大きくなるなと喜んでいられるのは一時で。

いろいろな植物が膨張(笑)して、風通しも悪そうです。

夏を気持ちよく乗り切るために、ここのところ剪定バサミは欠かせません★

Before             After

コニファー<ブルーアイス>も剪定が大好きなんだそう♪

スッキリしました★

銀葉アカシア<プルプレア>も剪定の欠かせない樹木の一つ。成長がものすごい旺盛なのです(>▽<;; アセアセ

1ヶ月前に切ったばかり!

それでもすでにビヨンビヨン枝を伸ばしてくれています(笑)

このプルプレアは、購入後度々切り戻しをしているので樹高的には変わらず摘心された状態のまま。

そろそろ主幹を立ち上げて上へ伸ばそうと思います。

ずるいようですが(*≧m≦*)ププッ

ビヨン枝を誘引し、一気に樹高が50cmくらいアップ(笑)

2012年4月25日水曜日

ガーデニングをやっていまして夏に購入したビンカ種なのですが、冬はどうすればい... - Yahoo!知恵袋


chihayan_1971さん

まだ花が咲いているとはなかなかですね

ビンカは日本では一年草扱いなので株が弱ったらすっぱり諦めて処分し、ビオラに切り替えたり、まだ間に合いますから秋植え球根を植えたりするといいとおもいます

2012年4月24日火曜日

開花生理


  
  

●結球とは葉が何層にも重なり合った状態になることで、葉球と鱗茎の二つの>種類がありま

す。葉球を作る野菜には、双子葉植物アブラナ科のハクサイ、キャベツ、メキャベツとキク科の

レタス等があります。葉球の茎はほとんど伸び な いロゼット型で、葉の増加に伴い、葉が重なり

合って結球します(第1図)。初めにできる 葉は縦長ですが、結球する頃になると葉の幅がだ

んだん広くなり、また葉柄も短くなります。その結果、葉身長/葉幅長比が1以下の、横長の葉

になってきます(第2図)。



第1図 葉球の形態(キャベツ)


第2図 葉球構成葉の形態的変化
     (キャベツ)

    ○葉球はどんな仕組みで結球しますか?  

●葉球ができるには、まず20枚前後の葉ができていることが必要です。その後、展開していた

葉が、立ち上がって結球体制をとるようになります。この結球体制のきっかけには、光の明暗が

関係しています。外側の葉が立ち上がって結球体制を取ることで、内部葉は外葉によって光を

遮られて更に暗くなります。その結果、内部葉は一層重なり合うようになり、結球程度が進んで

いきます。葉球では、後で述べる鱗茎のように特別の葉ができるのではありません。この光の明

暗には、成熟葉の裏側の先端が最も敏感に感じます。従って、しっかりと堅く結球をさせるには、

まず十分に施肥を行い、沢山の葉を作らせて旺盛に生育させておく必要があります。 結球の

程度は種類、品種によって異なり、特にハクサイなどでは結球程度によって、抱合型、抱被型

と抱頭型があります(第3図)。



第3図 ハクサイの結球型


   ○チンゲンサイやパクチョイはハクサイの仲間と聞きましたが、
   
    結球 しますか?

 
 ●ハクサイ類には多くの種類があり、結球の程度もいろいろで、結球種、半結球種と不結球種

があります。ハクサイ類のうち不結球種は、ツケナとして別のグループとして分けられます。こ

2012年4月22日日曜日

Kishikan Speaking: 根津神社の「つつじまつり」に行ってきました。


  • 湊 かなえ: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)
    何故か湊さんの作品は初読みでしたが、これは衝撃的でした。中学生(未成年)の殺人ということもさることながら、被害者が担任教師の娘さんであり、親としての復讐心と担任教師としての教育者としての立場が複雑に入り組み、その他、クラスメイト関係性や対応、加害者の親族関係など、思春期の精神構造や壊れていく人間関係をそれぞれの告白という形で物語として紡いでいます。特に、第1章の担任教師の生徒への抑揚のない語りの部分が圧倒的で、6章の最後まで一気に読み切らせてしまいます。これから何を感じとるかが読者への課題なのでしょうね。

  • 穂高 明: これからの誕生日
    本の読了後、梅の花、ローソクとケーキが描かれた表紙、そしてこれからの誕生日というタイトルの意味を深く知ることだろう。物語としてはフィクションだけど、本のような集団事故はよくあるし、生存者が生き残った故に精神的ダメージを負うということは知られている。遺族の感情、生き残った者のダメージ、友人達の様々な対応など、本来はそれぞれ異なる自分(自我)と他人という関係でしか分からないが、第三者的な視点でそれぞれの心の動きを描いた所にこの本の価値がある。それにしてもこれからの誕生日を明るく迎えられるようになり良かったね。

  • 白石 昌則: 生協の白石さん
    遅ればせながら、2006年に大ブレイクした「生協の白石さん」を読みました。この本、東京農工大学の生協の職員だった白石昌則さんの、生協への質問や意見などが書き込まれたひとことカードに対する回答が主な内容なのですが、それが素晴らしい。難しい質問や恋だの愛だのという生協には関係のない質問に対しても、巧みにかわしたり、しゃれの効いたウィットに富んだ文章で、こりゃ誰でも白石さんが好きになっちゃいますね。ブログやツィッターやテレビにも紹介されたり、最近は5年ぶりの生協の白石さんも発刊されたとのこと、是非見てみたいな。

  • 小川 糸: 食堂かたつむり (ポプラ文庫)
    ずるいよ小川さん。豚のエルメスの最後でさえ哀しくなってしまうのに、亡くなったお母さんの倫子ちゃんに宛てた手紙を終盤に読ませるなんて・・。泣けてきちゃうじゃないか!女性の食堂店主を描いた小説は、かもめ食堂、マグダラのマリアなどがあるけれど、複雑な人間関係に疲れいろんな悩みを持つ人達に、心のこもった癒しの食事を提供する話はなかったね。彼女自身も悩みをいっぱい抱え、今にも砕けてしまいそうになっているけど、周りに助けられながらも、それを乗り越え作った「食堂かたつむり」。倫子ちゃんも明日はきっと幸せな日になるよ。

  • 沢村 凜: ディーセント・ワーク・ガーディアン
    ミステリ要素より、一般の人には関わりの少ない労働基準監督署の仕事が良く分かり面白い。経営者や人事関係の人からは疎まれているけど、本当は労働事故を防いだり働く環境をより良くし、しいては生産性の向上につながるんだけど、なかなか理解されない。成果主義による年俸制の導入など、欧米の制度を積極的に導入しようとするくせに、労働者の地位が欧米なみにならないのは何故なんだろうね。契約社員や派遣だってそうだね。全体としてはとても面白い話だけど、第6話の離れて暮らす奥さんの妊娠話は、全体の流れと違って重くて辛い話だなぁ。

  • 中田 永一: くちびるに歌を
    抜けるような青空に浮かぶ真白な雲、五島列島を舞台にした青春小説です。プロローグは15年後の自分に宛てた手紙。そして、わけありの家族を持つ私と僕二人の視点で話が進みます。中学生合唱コンクールを目指した部活の話なのですが、家族、友人、男女関係の複雑さを純な心の子ども達が辿る大人への自立という課題も織り込み、とても深い、でも溶け込みやすい話に仕上げています。ラストのコンクールまでの盛り上がり、そして課題曲を歌う中で追想する(僕が書いた)15年後の自分への手紙は、泣けます。読了後は再びプロローグを!感動再度です。

  • 三崎 亜記: 決起! コロヨシ!!2
    そうですか「ころよし」シリーズは三部作の予定なのですね。終わり方が未来への旅立ち、なのでどちらも有りとは思っていたのですが。前作と比較し、本作はスケールが格段に大きくなった感があります。ただ前作を前提に物語が始まり、学園生活編が一気に進みますので、初めてコロヨシを読む人には最初は辛いかもしれません。読み進めると、掃除の技とか対戦相手、隠された様々な謎、この世界観にどんどんはまります。僕としては三崎さんの「街もの」が好きなんですが、こういうのも良いですね。あと掃除の動きが実際どういうものか想像し難いので、解説があったらなぁ。

  • 門田 和雄: 基礎から学ぶ機械工学 キカイを学んでものづくり力を鍛える! (サイエンス・アイ新書)
    予備知識を少し持っていれば、とても分かりやすい。ものづくりを知るためにはうってつけの書。

  • 門田 和雄: 基礎から学ぶ機械工学 キカイを学んでものづくり力を鍛える! (サイエンス・アイ新書)
    予備知識を少し持っていれば、とても分かりやすく読めます。ものづくりの分野を知るためにはうってつけの書。

  • 芦原 すなお: 雪のマズルカ (創元推理文庫)
    芦原さんは最近お気に入りの作家で良く読んでいるんだけど、この雪のマズルカ(原題:ハート・オブ・スティール)はちょっと異色の作品。解説にもあるように女探偵が主人公ということや、芦原さんには珍しいハードボイルド。僕はおとぼけた会話の中にピリッと胡椒の効いた作風が好きなんだけど、これはちょっと違うなぁ。といっても、作中の仕掛けは結構鋭くて、ピストルを簡単にぶっ放すシーンがなければ、結構イケテルと思うんだけど。ほんのちょっとだけど、「月夜の晩に火事がいて」の山浦歩探偵が電話で、とぼけた会話をするところが好きだな。

  • 桜庭 一樹: 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫)
    気にはしていたんだけど、何故か今回が初読みだった桜庭さん。ファンタジーのような、そうでないようなタイトル、でもまぁ良いかと思い手に取った一冊。最初のシーンが僕の苦手なサイコパスっぽい設定なので、うーん参ったと思いながら読み進める。でもだんだんと主人公の中学生なぎさと藻屑の異常な言動に、知らず知らず惹き込まれてしまう自分がいた。僕たち大人は子供達の気持ちをどれだけ理解しようとしたんだろう。大人への成長過程で、子ども達はどれだけ純粋な心を死に追いやってきたんだろう。この本の問いかけは、十分過ぎるほど重い。

  • 高田 郁: 夏天の虹―みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 (時代小説文庫))
    夏天の虹というタイトルからは、明るい内容を想像してたのだけど、表紙を見たら何となく暗さが漂っている。事実4つの章全体を通して、悲恋と苦難がこれでもかと澪に襲い掛かり、読み手も辛くなってしまう。帯に悲涙の第七弾!なんて書いてあるけど、苦境から立ち上がる澪の姿に感涙するんじゃないかな。だから今回は苛め過ぎという感もするなぁ。小松原さんとの関係はまたどこかで、という期待もあるけど、又次さんをああいう形で失うのは惜しい。それと巻末の瓦版はグッドアイディア。半年ペースでの出版が1回お休みですって!次待ち遠しいなぁ。

  • 長岡 弘樹: 傍聞き (双葉文庫)
    それぞれ救急救命士、刑事、消防士、更生保護施設長を主人公にした短編集。なかなか実態は知られていない職業だけど、社会の維持のためになくてはならない仕事。彼ら彼女らの仕事の本質(熱い信念と人を愛する心)を語りかける良質の本です。それに、それぞれの作品に謎解きの要素が入っているので、ミステリとしても良くできています。中でも更生保護施設に関してはあまり世に知られていないので、例えば保護士の活動について知るきっかけにもなります。傍聞きというタイトルにもあるように、常に身の周りに気を配って仕事をしている彼らに感謝!

  • 2012年4月21日土曜日

    芝生のサッチ - Yahoo!知恵袋


    解決済みの質問

    noatetsuさん

    芝生のサッチ

    芝刈りをした後のサッチの処理はどうしてますか?熊手などでやってますがよく取れません。しっかり取ろうとすると土まで削れてしまいでこぼこになってしまいます。芝生のサッチなど、芝刈りしたあとに残っているものはなぜ分解されていかないんですか?その上から、目土を入れた場合には土中の微生物などによって分解されていくのですか?微生物の分解を促すいい方法はありますか。

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    ベストアンサーに選ばれた回答

    enfantterrible27さん