2012年5月2日水曜日

花作りレッスン | ちょっと素敵なマイガーデニング


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花づくりレッスン

 

素敵な器に入り、大きく育った花が満開のころは、見る人に感動や喜びを

 

与えてくれます。その花を次々と咲かせ、より大きな株に育てたい!

 

でも一度満開の時期を過ぎると急激に草花は衰え、花付きが悪くなって


しまう・・・といった悩みをお持ちではないでしょうか?


特に太平洋岸に面した宮城県にとって、梅雨の長雨や夏場の高温多湿、


冬の中途半端な寒さが影響するため、植物をきれいに育て、花を咲かせ


続けることが思 いのほか難しいと感じていることでしょう。


そこで花をきれいに咲かせるポイントをご紹介します。

 

 

 

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1. 植物を育てるための基礎知識

 

 ★基本は土から

 

 

素敵な器に入り、大きく育った花が満開のころは、見る人に感動や喜びを与えてくれます。

 

その花を次々と咲かせ、より大きな 株に育てたい!

 

でも一度満開の時期を過ぎると急激に草花は衰え、花付きが悪くなってしまう・・・といった悩みを

 

お持ちではないでしょうか。

 

特に太平洋岸に面した宮城県にとって、梅雨の長雨や夏場の高温多湿、冬の中途半端な寒さが  

 

影響するため、植物をきれいに育て、花を咲かせ続けることが思いのほか難しいと感じている

 

ことでしょう。

 

そこで花をきれいに咲かせるポイントをご紹介します。

 

 

■土の重要性

 

 限られた容器の中の土は、植物が根を伸ばし育つための栄養源がぎっしり詰まった土を使うことが

 

必要です。最近は培養土とし て販売されていますが、大量にしかも安価で、また植物の性質により

 

基本用土の赤玉や腐葉土などを自分でブレンドして使用すると、より以上の効果が得られま す

 

 

 

1.排 水 性・・・水はけが良いこと。水はけが悪いと、根腐れ起こし、花付きが悪くなり、

           弱々しい株になってしまう。

 


2.保水性・・・水を保持する力。保水性がないと、すぐ土が乾燥してしまう。

 


3.通気性・・・適度な空気を含むこと。土に空気が不足すると根腐れを起こす。

 


4.保肥性・・・肥料を保持する力。

 


5.酸土(pH)・・・一般に植物が健全に生育するには、土のpHが5.8〜6.5が最適。

             日本の土壌はほとんど酸性土。

 

 

【様々な園芸用土】

 

 

種類名 通気性 保水性 保肥性

 

特徴・用途

基本用土 赤玉土
よく使われる鉢植えに適した 基本用土
鹿沼土 サツキなどに単用で使ううこ とが多い 酸性
川   砂 × × 排水性を高める
田   土 × 植物がしっかり育つ 通気性を改善して使用
改 良用土 腐葉土 通気性にすぐれ改良用土とし て最適
ピートモス 保肥性にすぐれている 酸性が強い
バーク堆肥 バークを発酵させたもの
調 整用土 パーライト × 通気性を良くし軽量化させる 挿木に向く
軽   石 × 鉢底に敷くゴロ石に適してい る
バーミキュ
ライト
通気性にすぐれている 育苗や挿木に向く
水   苔 保水性にすぐれている ハンギングにも使用

 

 

上記の用土は、単独で使用すると草花の生育に不十分な点が出てくるため、いくつかをブレンドして使用します。

 

一般の鉢植えの場合、赤玉土7・腐葉土3が基本ですが、植物の種類によって通気や排水を高めたい時は、

 

バーミキュライトやパーライトを加えるなど用途に合った土づくりが必要です。

 

鉢植え同様庭に植物を植える場合、現在の土の状態を調べ不十分な所を補ってから植えることが大切です。

 

 

【代表的な園芸土】

 

 

 


  

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 1-1植物の増やし方

 

挿し木  株分け  実生

 


 

挿し木

 

 茎と節のある植物のほとんどが、この方法で新しい苗が得られます。

 

適期

 

生育に適した温度が保てればいつでもできる

草花類は5〜10月がベスト(真夏は挿し穂が腐りやすいので注意)

樹木類は新芽の固まった7月頃がベスト

 

用土

 

挿し床にする土は肥料分のない清潔な土

(赤玉土・鹿沼土・川砂・バーミキュライト等)

 

手順

 

1.新芽の先を10cm位切り、葉を3〜4枚残し、下葉は全部落とす (これが挿し穂となる)

2.挿し穂を挿し床に、葉と葉が触れ合う程度に、密に挿す

3.挿し床は乾かないように、水やりに注意

4.1ケ月程で、鉢上げできるようになる

 

 

 

1.葉が大きい場合、葉先を切り取り

 

  過剰な蒸散を防ぐ。また、茎を斜 めに

 

 切り水分を吸収する面を大きくする

2.挿し穂は十分に水揚げしてから 挿す。

 

 

 挿し穂は半日陰で管理する

 

3.ハナテマリやシバザクラなど

 

 の宿根草は根が出やすいので、

 

 根の下で切り離し水揚をした後、

 

 挿し床に挿す。

 

 


 

株分け

 

宿根草の多くは、年数が経ち株が大きくなりすぎると、株の勢いがなくなり、花数が

 

減ったり、花が小さくなることがあります。

 

そこで、株の活力が失われない うちに行う作業は、以下のとおりです。

 

適期

 

4〜6月・9〜10月が一般的な時期

春にしたほうがよいもの ・寒さを嫌う植物(ガーベラ等)・夏〜秋に開花する植物

 

用土

 

各植物にあった土

 

手順

 

株を堀り上げ、芽、根をハサミや手で分け る

 

 

 

<ガーベラ・プリムラなどの株分け法>

 

 

1.株が大きくなり、鉢いっぱいになると、根詰まりが起こり生育に影響がでる

 

2.固まった土をほぐす。この時根を傷めないように気を付ける。

 

3.株を分ける。あまり小分けしないようにする。

 

4.分けた株の大きさにあった鉢を用意し、植え付ける。 

 

十分に水やりした後は半日陰に置き株を安定させる

 

 


  

実生

 

種子から育てること。一般にどの植物もできる。

 

適期

 

秋蒔き植物は春に花が咲 く。冷涼な ヨーロッパや地中海原産のものが多く、涼しい環境

で芽をだすもの。(パンジー・ルピナス・キンギョソウ・アリッサム・キンセンカ等)

春蒔き植物は 初夏〜秋に花が咲く。熱帯や亜熱帯のものが多く、温度の高い環境で

芽をだすもの。(アゲラタム・キンレンカ・ニチニチソウ)

 

用土

 

各植物にあった土

 

手順

 

育苗ポット蒔き:用土を 入れ、ポッ トの中心に、3〜5粒蒔く

          (移植を嫌う植物・高価な種の植物に利用...ニチニチソウ等)


床蒔き: 南向きの日当たりのよい所に、蒔き床を作って、種を蒔き、葉が2〜3枚

      出てきたら、弱い芽・混んでる芽は間引いて、葉が6〜7枚のときに、鉢上げや

      定植を行う。(サルビア・ハボタン・マリーゴールド等)


直接蒔き: 直接目的地に蒔く(ヒマワリ・キンレンカ・コスモス・センニチコウ・ケイトウ等)

 

 

 


 

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 1-2病虫害の種類と薬剤


病害虫の主な種類   薬剤の種類

 


 

病害虫の主な種類

 


来年植わることのためにヒマワリの種を準備する方法

 

 

被害・症状

対策

ハダニ

 

・葉に寄生して汁液を吸収するため、灰白色になるか、ひどく

 なると枯れて落葉する


・高温・乾燥時期に多発するため、秋に被害が多い

(カンザワハダニ・ミカンハダニ・ヒメハダニ・オウトウハダニなど)

 

・水をかける等して乾燥をさける


・抵抗性がつくため同一薬剤は

 さけ、数種の薬剤を交互に輪用する

カイガラムシ

 

・植物から汁液を吸収して枯死させる


・白色なので寄生するとよく目につく


・排泄物によりスス病を誘発させる


・周年発生するが乾燥する秋に特に多発する


・特有の被覆物に覆われているため殺虫剤などが
作用しにくい


・雑食性のため植物間で寄生を繰り返す


・薬剤に対し耐性のあるものが残り産卵を始めるので、

 根絶は難しい

(アオキシロカイガラムシ・イセリヤカイガラムシ・ハンエン

カタカイガラムシ・タイワンコナカイガラムシ)

 

・薬剤散布は7〜10日おきに

 2〜3回散布する


・薬剤散布をさけたい場合は、

 捕殺の効果が案外高い

アブラムシ

 

・植物の先端の芽・花芽・新芽・新梢に群生する


・汁液を吸収し、生育を妨げる


・周年発生するが、新梢が伸びる春先に急激に増殖

 するため、早目の防除が必要

・先端部に群生するため目にはつきやすい

 

 

・市販の家庭用園芸スプレー剤

 7〜10日おきに散布すると良い


・または、黄色に誘引される性質

 を利用した、黄色紙に粘着剤を

 塗布した製品や、反射光線を忌避

 する性質を利用したシルバー

 ポリフィルム製品などがある

 

ケムシ・アオムシ

 

・葉を食害し、なかには葉・新梢・茎内に侵入して

 食害するものもある

・チャドクガの幼虫のように毒針を持っているものや、

 マタラガの幼虫のように体液を分泌し、それに触れると

 皮膚がかぶれたりするものもあるので十分注意す る

 

・卵や初期幼虫のうちに捕殺するの

 が効果が高いが、十分な注意が

 必要

広範囲カビ

 

・適度の温度と湿度があれば胞子は発芽し、気孔または

 表皮などを分解して、菌糸を繁殖させ固体を増殖させる

 

・病原菌が植物に蔓延し、宿主細胞を死滅させると病徴

 となってあらわれる


・養分を吸収された植物は枯れる事もある


・カビが原因で起こる病気に、さび病・ウドンコ病

 べと病・スス病・枝枯病・モチ病などがある

 

・被害後、病葉は切除して焼却する

灰色カビ病

 

・葉や花に発生し、葉では緑色が退色し、はじめ褐色の

 不明 瞭な病斑がやがて腐敗し、灰色のカ ビがはえる


・花では、あめ色や暗色・褐色の小斑点が形成され、

 やがて灰色のカビが発生する


・胞子塊ができ周囲に伝染するので、高温多湿時に

 多く発生がみられる

 

・晴天の日はできるだけ通風を

 良くする

ウドンコ病

 

・葉の表面、裏面、または両面が小麦粉をまいたように

 白く覆われる


・病原菌の種類、植物の種類により表面を覆う菌の色が

 褐色または紫褐色となる


・春から秋にかけて白粉状の菌糸と胞子を生じて伝染を

 繰り返して広がり、秋の終わりに栗褐色から黒色へと

 変化する粒状物が多数生じる


・そのまま冬越しすると、翌春の伝染源となるために、

 葉は焼却する

 

・通風を良くする事が大切

細菌類

 

・バクテリアは細胞分裂で繁殖し、植物の損傷口から

 侵入し病巣を広める菌


・バクテリアが原因でなる病気に、斑点病、軟腐病

 根頭がんしゅ病などがあげられる

 

 

 

 


 

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薬剤の 種類

 

薬剤の種 類

用法

薬品名

殺 虫剤
(害虫を退治する)

 

接触型殺虫剤
(害虫に直接散布して退治する)

 

マラソン・スミチオン乳剤

 

浸透移行性殺虫剤

(根や葉から薬剤成分が吸収され植物体内を移行し、害虫を退治する。長期間効果が持続する。)

 

オルトラン・アンチオ

 

誘発剤

(ナメクジ、ヨトウムシなど夜間活動する害虫に食べさせて退治する。)

 

ナメクジ退治薬・デナポン5%ベイト

 

広範囲に効果

 

スミチオン・アクテリック・

オルトラン等

 

ハダニ専門

 

ケルセン・アカール・オサダン等

 

カイガラムシ専門

 

機械油乳剤・石灰硫黄合剤は冬期

散布が効果あり

 

アブラムシ専門

 

スミチオン・マラソン・アリルメート等

 

ケムシ・アオムシ専門

 

スミチオン・トアロー等
殺 菌剤
(病気の予防薬)

 

広範囲カビ類に効果

 

ダコニール・ダイセン類・

ベンレート等

 

細菌類専門

 

マイシン・ボルドー等

 

灰色カビ病専門

 

ロブラール・ボルドー等

 

ウドンコ病

 

ベンレート・ミラネシン・

サプロール等

 

殺虫殺菌剤

(殺虫剤と殺菌 剤が混合され

ているもの)

  オルトランC・カダンD

 

 


 

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2. 基本的な管理方法

 

2. 基本的な管理方法

 2-1鉢植えの育て方

 

 

植物はなぜ花を咲かせ実を結ぶのか・・・

 

それは生物存続につながる子孫を残す行為"種の保存"のためです。植物は子孫を残 そうと、適した

 

時期に次々と花を咲かせ、たくさんの種子を作り衰えます。そこで種子ができる前の花がらを

 

摘み取ることで、植物は再び花芽を伸ばし花を咲かせようとします。その性質を上手に利用し、長く

 

しかも丈夫に花を咲かせるための管理方法とタイミングをマスターしましょう。

 

良い株の例 株がしまっており花芽を たくさん持っている

         1.コンテナへの植え付け〜栽培初期         

 

 

 

 

植え付け準備・・・・

 

鉢の底 に軽石を敷き排水性を高め、排水口の土の詰まりを防ぎます。

 ブレンド培養土にマグアンプKを加え、植え付け後、表面に固形肥料を置きます。

 

1回目切り戻し・・・

 

 

ボ リュームのある株にするために、植え付ける花苗を思いきって1/3〜 1/2程度に

剪定します。この作業を「切り戻し」と呼び、茎の先端を切り脇芽を多く出します。

 

初期の灌水・・・・・

 

 植え付け始 めは根の伸長活着を促すため、毎日灌水します。その後徐々に

灌水の回数を減らし、表面が乾き白くなったら灌水をするようにします。

 

 

 

同様の管理で栽培できる植物

 

アゲラタム、インパチェンス、ジ ニア・リネアリス、ペチュニア、

ベゴニア、ブルーデージー、アメリカンブルー、サフィニア など

 

 

 

 

*植え付ける時の苗は小さくて、十分に育っていないのでので、花壇やコンテナに植え付けするときは、

根元が折れないように慎重に根鉢を持ちながら、丁寧に植え付けましょう。

 


 

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      2.植え付けから30日後(1回目の満開時期・株の衰えはじめ)      

 

 

2回目切り戻し・・・

 

 満開が 過ぎ花が咲かなくなるころに切り戻しを行います。このとき先端から2節目

くらいを切ります。約20日ほどで再び花芽が付き満開になります。

 

 

 

追肥・・・・・・・・・・・・

 

表面に 置いた固形肥料がなくなるころなので、改めて置きます。

 

 

土の補充・・・・・・・・

 

鉢の表 面を見ると土が少し足りなくなっていますので、培養土を補充します。

 

新たに根を伸ばすスペースの確保と微量要素を補充する効果があります。

 

 

病害虫の防止・・・・

 

 雨のあ たらない場所では乾燥しやすくなるため、ハダニやコナジラミ、

 

アブラムシが発生しやすいので注意します。

防除としてオルトランやケルセン等を散布します。

 

 

 

 

 

※1回目の満開時期を過ぎると土壌の(培養土)栄養成分が残り少なくなっています。

  もっときれいに花を咲かせたい!とういうときに、追肥(固形肥料)だけではなく

   特殊な栄養剤や活力剤を施す方法もあります。

 

 

例)

 メネデール(発根・活着を良くする)

 ルートキーパー(活力剤)

 木酢液(生長の促進・耐病性を高める)

ハイポネックス(花や実つき、色つやを良くする)

 


 

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     3.植え付けから50日後(2回目の満開時期・梅雨時期〜夏、秋の管理)     

 

 

3回目切り戻し・・・

 

全体を 見ながら1〜3節までの軽い切り戻しを行います。夏の生育は

 


観葉植物を賭けする方法

ゆるやかになり、10月に入るとさらに生長が遅くなるので切りすぎると

 

株にボリュームがつきに くくなりますので注意してください。

 

 

花がら摘み・・・・・・

 

次々と 花を咲かせるために咲き終わった花がらは必ず取りましょう。

 

腐れや病害虫を誘発する原因にもなります。

 

 

追肥・・・・・・・・・・・・

 

液肥 (ハイポネックス等)を与えます。根元からだけではなく、葉面散布も

 

効果があります。

 

 

 

土の補充・・・・・・・・

 

鉢の表 面を見ると土が少し足りなくなっていますので、培養土を補充し発根を

 

促します。

 

 

 

病害虫の防止・・・・

 

高温乾 燥、また枝葉の過密による蒸れなどにより、病害虫が発生しやすいので

 

こまめにチェックしましょう。

 

 

 

 

 

※9月に入ると鉢内の根がいっぱいになり根づまりの状態になります。このため培養土内の

  少ない養分も吸収しにくくなるので液肥が養分吸収において効果を発揮します

 適度な施肥、花がら摘みや病害虫の防除により、霜が降るまで元気な花を咲かせ続けましょう。

 

 


 

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 2-2手入れ、施肥、消毒

2. 基本的な管理方法

 2-2手入れ、施肥、消毒

 

手入れ方法

 手入れは一見重要な作業ではないように 感じられますが、この手入れがあるのとないのとでは、後々の植物の

 

生長が格段と違ってきます。

 

それでは手入れとは何をするのか例をいくつかあげてみます。

 

 

花柄摘み・・・もっとも基本的 な作業であり、花柄摘みを怠ると次花の出具合/株の生育状態/病害虫の発生

         /開花期間の長さが悪くなります。

                         花柄摘みとは、花が終わったものを摘み、種を作る力を株に与えずに疲れさせないですむということで

 

        効果がある。

 

 

切り戻し・・・1回花の 期間が終わった株を、下部から10cm程度残して切ること。

          (例)サルビアならば8月下旬頃切り戻しをすると、9月中旬頃には勢いよくまた花が咲いてくる。

 

        但し、植物によって切り戻しする長さは違う。

 

           切り戻しをす ることにより、株の勢いが良くなり花の元気さも違ってくる。

 

他に、枯れた葉などを取ったり、根が表面に出てきたら土をかけたりと、植物の状態を観察 しながら手入れをしましょう。

 

本当の庭作りは、植物を植えた後からが本番です。生長のサイクル・状態・変化などを知り、年間を通して適切な

 

手入れをする ことで植物の豊かな表情が見えてきます

 

庭を1年間365日美しく保つには、毎日毎日庭に出て手入れをしてあげることが1番かと考えますが、それは季節に

 

合った毎月の手入れにポイントを絞り、翌月の季節の準備のことも考えながら効率よく計画を立てると、まとまりが

 

つくかと思います。

 

計画はバッチリ立てたのに、手入れは飽きてしまったなどでは植物 達がかわいそうです

 

長続きのコツは、無理な計画は立てず、自分の出来る範囲から楽しんでやることです。

 

施肥方法

追肥・・・庭・花壇に施すならば、基準として年に3 回(5・6・9月)やれば十分かと思います。

 

      コンテナなどは土容量が少なく、肥料もすぐに水や雨などと一緒に流れてしまうので植物の状態を

 

      見ながらほどこしましょう。施すとき、葉・花などに肥料がか からないようになるべく株元にまきます。

 

      施す量は粒状化成肥料/100gを基準としてください。

 

元肥・・・植 物を植え付ける前に土と混合しておく。これは基準として年に1回

 

     (元肥にする肥料は有機質肥料で約1年間位肥効が続くので年1回で十分)

 

寒肥・・・花 木・樹木は基準として年に1回(冬12〜2月、高さ1.8mの木ならば根元に溝を

 

     三ヶ所ほど掘り有機質肥料をたっぷり与える)これにより2つの効果がある。

 

     1.溝を掘り根をきることによって根に刺激を与え細根の発生を促すこと。

 

     2.有機質肥料をあたえることにより保肥・保水性のある土壌に改良されることの効果がある。

 

 

 消毒方法


病害虫は1度発生すると毎年同じ時期に発生する傾向があるので、記録に残 しておくと
防除管理しやすい。

 

病害虫の種類は非常に多く、これらを退治・予防するには基本的な薬剤を知り、目的にあった薬剤選びをしましょう。

 

 

  撰び方 


1.防除したい病害虫の種類を調べる

 (様々な病害虫に効く薬剤や特 定の病害虫に効く専門薬があるので)

 


2.散布面積・規模を調べる(小面積ならば価格は高いが粒剤やエアゾール剤が

 

 手軽で使いやすく、大面積ならば水に希釈して使用する乳剤や水和剤が便利である)

 

 
3.病害虫に侵されている植物の種類を調べる(植物により薬害が発生するのもあるので)

 

 

 

病害虫の主な 種類●  薬剤の種類

 

 

 

*散布時の注意点*

 

 

1.日中・高温時の散布は薬害が 出やすいため避ける。朝夕の涼しい風のないときに散布。


2.病虫害は葉の表面だけでなく裏面にも生息するのでかけむらのないように。


3.薬剤容器のラベルに記載されている希釈濃度は必ず守ること。


4.水に希釈した薬剤はその日のうちに使いきること。


5.散布時の服装は肌をなるべく出さず、マスクもし、もし、散布が終わったらよく身体を洗うこと。


6.体調のよくない時は散布しないこと。

 

 

    *殺虫剤は害虫を見つけてから散布しても効くが、殺菌剤は病気を見つけてから散布しても病気後の葉の変色は

     元どうりにはならない。

  

 


 

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3. すてきに飾ろうコンテナガーデン

 

コンテナガーデン−1−

 

コンテナガーデンを育てるためには、いくつかのポイントがあります。

 

植物、土、鉢、肥料・・・いざとなるとたくさんの 「?」があることでしょう。植物を健康に美しく育てるために、知って

 

おきたい事柄をあげてみました。

 

 

【土を選ぼう】

 

限られた容器の中の土は、植物が根を伸ばし育つための栄養源がぎっしり詰まった土を使 うことが必要です。

 

最近は培養土として販売されていますが、大量にしかも安価で、また植物の性質により基本用土の赤玉や腐葉土などを

 

自分でブレンドして使用すると、より以上 の効果が得られます。

 

 

草花用おすすめのブレンド用土  (用土  10リットルの場合)

   10リットルの場合  100%

 

●赤玉土
(細粒)

 

土として の機能を持ち、他の資材との密着性を高め、根はりをよくする。

 

2.5 リットル・・・25%

 

●鹿沼土
(小粒硬質) 

 

通気性、 保水性を高める。

1.5 リットル・・・15%

 

腐葉土
(ふるい通し) 

 

完熟した ものは植物の早期生育を促す。

2.0 リットル・・・20%

 

●バーミ キュライト

 

強い苗に 育つ。土を軽くし、保水性を高める。

 

0.5 リットル・・・ 5%

 

●ピート モス草炭

 

できれば中国産粒状品がよい。

 

3.0 リットル・・・30%

 

●パーラ イト
(または軽石)

 

土壌の透 水性と通気性を高める。

0.5 リットル・・・ 5%

 

●マグア ンプK 

 

緩効性肥 料で長く効く。チッソ・リンサン・カリの他にマグネシウム15%を含む肥料。

 

50g

 

 

その他に植物の状況によりベントナイト・ゼオライト珪酸塩白土・くん炭等を混合して自分 なりのオリジナル培養土を

 

作ってみましょう。

 

土の基礎知識

 

【苗の種類と選び方】

 

コンテナガーデンではよい苗を選ぶことも成功の秘訣です。また数種類を寄せ植えする時には、デザインを考えながら、

 

植物の組み合わせを決める必要があります。買うときの見た目だけではなく、どんな性質の植物かをよく知っておきましょう。

 

 

 

 

 

 

初心者でも元気に育つコンテナ向き植物

 

パンジー、ビオラ、ゼラニウム、シロタエギク、ゴールドクレス ト、マーガレット、

ブルーデージー、ヘリクリサム、スイートアリッサム、ヘデラ・へリックス、ロベリア、

ペチュニア、サルビア、インパチェンス、イソト マ、フウチソウ、マリーゴールド など

 

 

 

 

 

  

植物選びのポイント

 

 

●栽培条件

土壌、水分、日照などできるだけ同じ環境を好 む植物を組み合わせるようにしましょう。

 

植物によっては同居できないものもあります。

 

 

●草丈

草花は生育も早く、日々姿を変えます。ポット苗の時からは想像できない程大きくなることも。

 

最終的な大きさを考えてあわせる花を選びましょう。

 

 

●開花時期

花を楽しむ植物では、花後はどうしても見苦しくなりがち。できるだけ同じ時期に咲く組み合わせを考え、花後に

 

リフォームを。逆に長い期間鑑賞するコンテナでは、花期の短い花を避けたり、花後も鑑賞に耐える植物を選ぶように

 

するとよいでしょう。

 

                               ▼ 葉や株の状態をよくみて求めましょう。

 


 

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 3-2コンテナガーデン-2-

 

3-2コンテナガーデン−2−

 

 

 コンテナガーデンとは、プランターなどの容器に植物を

植え楽しむことです。 

コンテナは狭い庭・庭のないマンションや

アパートで

こそ本領を発揮します。そして、コンテナの種類は

素材・形等色々あり、素焼き鉢・木製プランターだけが

コンテナではありません。適当な排水孔さえば、

ほとんどどんな容器でもコンテナとして活用できます

 

     


(例)

空き缶・つぼ・平鍋・煙突の通風管・ティーポット


古いジョウロ・一輪手押し車  など

 

 

★コンテナガーデンに挑戦してみよう★

 

 

1.用意する物

 材料類−容器・使用する草花・培養土・底に敷く網・底敷

 (排水を良くするもの/パーライト・軽石・発砲スチロール等)

 道具類−手袋・移植ベラ・ハサミ

 

 

2.容器の排水孔の上に網を敷き、容器の 深さの6分の1くらいの厚さになるよう、排水を

 良くするパーライト・軽石・発砲スチロール等を敷く。

 

 

3.植物を入れるスペースを残して培養土 をいれる。

 

 


4.植物を配置してみる。中心となる植物 から順に植える。このとき鉢から植物をはずし、根を

 少しほぐして根付きがよくなるようにする

 

 

5.容器の深さの10%くらいを、容器上 部から鉢土上部まで下げる(ウォータースペース)

 −例−容器の深さが30cmならば、3cm下げる。

 

 

6.水やりは花に水がかからないように し、鉢底からあふれる位たっぷりあげる。

 

 

7.コンテナを配置してみよう。 コンテナをただ寄せ集めて置いただけでは、ゴチャゴチャした

  状態になります。そこで、自分らしく装飾してみましょう。例えば色や雰囲気が同系統の

 コンテナをアレンジすれば、一体感が出せます。

 

  2. 3.                  4.                     5.

 

 ※コンテナに使う植物の最長の丈は、容器の高さの倍以上にならないほうがバランスがいいです。

 

 ※屋上やベランダなどのような吹きさらしの場所では、乾燥が激しいのでみずやりに注意しましょう。

 

 ※乾燥を防ぐには、土の上にマルチング(腐葉土等)をする。他にバークや小石を敷くと、乾燥も防ぎ見た目 も美しく、

 雑草もでにくくなるので管理が楽です。

 

※毎年1回は、表面の培養土を入れ替えて植物に活力をつけてあげましょう。

 

 


 

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4. 一年間の作業ポイント

 

きれいな花の庭を目指して、自分のそして家族のフラワーステージとなるために取り組んでいきましょう。

 

庭のプラン ニングを終えエクステリアや大きな木、草花を植えましたが、管理の上では植物を植えた後が

 

"本番"です。自分の庭の植物たちの生長のサイクル状態や変化な どを知り、年間を通して適切な手入れをする

 

ことで豊かな表情が見えてきます。

 

ガーデニングを楽しみ、庭を美しく保つには日々の手入れをすることが一番です。 季節に合った毎月の

 

手入れにポイントを絞り、翌月の準備のことも考えながら効率よく計画を立て、目標を立て、自分のできる

 

範囲から楽しんでいきましょう。

 

仙台圏では長雨・冷夏・遅霜・雪等、季節ごとに気候の特徴が表われ、私たちが予定した開花も10日前後の

 

誤差が生じてきます。でも花をきれいに咲かせたい!そのためには日々の花に対する思いやりや愛情を

 

かけてあげることが大切です。 植物たちはその気持ちに答え、花に変え表現してくれます。

 

 

 

ようやく厳しい寒さも和らいだ仙台圏では、耐寒性のある一年草が栽培されており一足早い春を楽しめます。

 

 

上旬

 

・冬から植えていた草花の追肥(パンジー、ビオラ等)

・花壇の準備(天地返し作業など)  

 

中旬

 

・ハボタン撤去→パンジー等草花の植えつけ

・芽が出てきた球根の施肥(化成肥料)

 ※この時期、花壇に直蒔きできる種を蒔いてみてはいかがでしょうか。 

 

下旬

 

春分の日 ・この日を境に気温もより上昇し、宿根草の芽も大きくなります。

この時期に夏・秋咲きの宿根草の株分けや植え替えをします。

・クレマチスは枝の誘引や整枝をし追肥を行う。

・花がら摘みやアブラムシ等の害虫への消毒を忘れずに。

 

                 

             ★宮城県は春の乾燥時期に入ります。灌水を始めましょう。

 

 

 

店頭に出ている草花

 パン ジー、ビオラ、クロッカス、スイセン、クリスマスローズ、ヒヤシンス、ノースポール、

 プリムラジュリアン、ダイアンサス、デージー、キンギョソウ、ネモ フィラ、ワスレナグサ、

 アリッサム など

 

 

 


 

宮城では本 格的な春 南風に誘われて春を満喫。               

 

  

上旬

 

・勢いのある雑草を取るのが慌しい日々

 またアブラムシ、カイガラムシ、シャクトリムシ、ヨウトムシなどの

  幼虫が動き出しますので、消毒はこまめに行います。


・この時期は落葉樹の芽が動き出します。葉が広がらないうちに移植を

 行いましょう。 

 

中旬

 

・常緑樹は4月中旬ごろから移植。

・桜の開花に合わせて夏咲き球根及び一年草の種まき(霜除けをすること) 

 

下旬

 

4月下旬ころに宮城では最後の霜が降ることがあります。

 (記録では5月3日に霜が降りたことも)

 

 

             春一番の乾燥時期、水切れに注意しましょう。

 

 

 

店頭に出て いる草花

3月 に出ている草花の他に、サルビア、ナスタチューム、サフィニア、ガザニア、ダリア、

ニチニチソウ、ポーチュラカ、ジニア など

 

 

 

 

宮城県内は 春爛漫 彩りが豊かになってきます。                                

                          

 

上旬

 

・ビオラ、パンジーの切り戻しの時期。

・完全に霜が降りなくなったら野菜苗の植え付け時期             

 

中旬

 

・クレマチスの開花、アヤメが咲き始める。

・夏から秋用のハンギングの仕込みの時期

 

下旬

 

・バラの咲き始め

 

 

              ★気温が日を追うごとに上昇し、生長が著しくなります。

 

               花がら摘みを怠らないようにしましょう。

 

 

 

店頭に出ている草花

シバ ザクラ、コリウス、ナデシコ、キンレンカ、バコバ、アガパンサス、ギボウシ、リシマキア、オキザリス、アスチルベ、ランタナ ほか

 

 

 

宿根草が咲きそろい、ボーダー花壇は輝きを増し咲き誇っています。      

                         

 

上旬

 

・バラ満開時。この頃ハパンジーやビオラの花壇は夏花壇へ衣更え時期。

(ベゴニア、マリーゴールド、ペチュニア等)

 

中旬

 

・アジサイのきれいな時期、梅雨に入ると太平洋岸の特有の湿度が高く、草花は

 よく蒸れて、病気になりやすい。

・最も従長します。

・長雨が続くと雨と共に土壌の肥料分が流失してしまう。

  *切り戻し作業が必要となります。

  *切り戻しを行ったら追肥します。

 

下旬

 

・梅雨の中休みの強い日差しは、夏枯れの原因につながります。

 鉢内の温度が上がるので、夏の暑さに弱い植物は、西日の当たらない所へ

 移動させましょう。  

 

 

              根元の雑草はいつもきれいに除き風通しを良くしましょう。

 

  

 

店頭に出て いる草花

ベゴ ニアセンパフローレンス、ジニア、サルビア、ポーチュラカ、ブルーサルビア、

メランポジューム、チェリーセージ、メドーセージ、マリーゴールド、テルス ター、

ヒポエステス、オキシカルジューム、ヒデンスオーレア、カランコエ など

 

 

 

 

夏の真っ盛り、強い日差しを受けて草花は一段と伸びてきます。        

                         

 

上旬

 

・花柄摘みは毎日しましょう。

・リン酸。カルシウム不足に注意。

 

中旬

 

・梅雨明けと同時に、春咲き球根類の堀上げ。(スイセン等)

・梅雨明けは時に一段と高温と日差しが強くなります。水ぎれに注意する。

 ※この時期、花壇に直蒔きできる種を蒔いてみてはいかがでしょうか。

 

 

             ★高原の山には、キキョウ・ヤマユリ・キスゲなどが咲き始めます。

 

             ★強い日差しに葉焼けをおこしています。テラコッタは特に午後からの暑い日ざしに

              注意し、潅水を忘れずに行いましょう。

 

 

 

店頭に出て いる草花

ハナ キリン、ハルユキカズラ、チョコレートコスモス、ペンタス、セージ類(ボックセージ・

メドーセージ・チェリーセージ)、ベルガモット、ルドベキア、、 キャットミント、

西洋ノコギリソウ、フェンネル、宿根姫ヒマワリ、ヘレニューム、ゴールデンピラミッド など

 

 

 

 

南風が吹くのは8月いっぱい。

秋 高温による乾燥と西日に注意しよう。                       

                         

 

上旬

 

・作業は一時お休み。

・水ぎれに注意。潅水は朝、夕方行い日中は避けましょう。

 

中旬

 

・初夏から咲いている花も一時お休み。暑さにも負けずに咲いているのは、

 熱帯植物。(ポーチュラカ等)

 この季節、西日の当たらない、風通しの良い涼しい場所では、花も元気に

 咲きます。

 

下旬

 

・リコリス、ネリネ、ナツズイセン、サフラン、コルチカムなどが植え時期です。

 

 

              ★この時期の水ぎれは、今後の成長に大きくかかわります。

 

  

 

店頭に出ている草花

フジバカマ、段 菊、ワレモコウ、ケイトウ、ルドベキア、ダイアンサス、シロタエギク、センニチコウ、プミラ など

 

 

 

 

 

気温も下がりはじめ、花色も冴え始める時期。                     

                         

 

上旬

 

・夏の暑さでだめになってしまった株は、9月中旬くらいまで補植してあげましょう。

 時期を逃すと根を張る時期が短く、うまく根づきません。

・夏〜秋咲き球根の堀上げ。(グラジオラス等)

 

中旬

 

・秋まき一年草の種子をまく。(ワスレナグサ、ルピナス、キンセンカ等)

 早めにまいて小さな苗で、根が十分に育つと、そのまま越冬することができ


 春には元気よくさきます。

 

下旬

 

・春に咲く宿根草(シバザクラ、サクラソウ等)は今が株分けの時期、今のうちに

 新根を伸ばし活着させる。

 

 

            

 

店頭に出ている草花

アキランサス、ヘリオトロープ、ススキ、ベンケイソウ、コスモス、など

 

 

 

 

 

晴天の秋晴れ、山岳地帯は早くも紅葉の時期が訪れます。

植物たちは最後の花を咲かせようと力をふりしぼっています。

 

 

上旬

 

・秋植え球根(スイセン、チューリップ、ヒヤシンス、クロッカス、ローディア、

 球根アイリス、シラー など)を早めに植えて根が充分に地面の中で育て

 春を待ちます。

・一年草などの草花は液肥等による追肥を行い肥料切れにならないようにします。

 

中旬

 

・霜が必要な植物は、鉢上げをして幹下や室内に移動する時期です。

 (ダチュラ、サフィニア、ベゴニア など) 

 

下旬

 

・そろそろ霜の降りる時期に入ります。

 

 

             ★日中の温度差が大きくなります。

               この時期は意外と乾燥しているので、適度な潅水を忘れずに。

  

 

 

店頭に出ている草花

ポインセチア、プ リムラ、ピラカンサス、クヘア、パンジー など

 

 

 

 

 

晩秋 花壇の花たちは最後の花ざかりを迎えます。               

 

 

上旬

 

・霜が降る時期。植物の生長も止まり、休眠状態に入ります。

 大事な植物は軒の下や雨の当たらないところへ移動しましょう。

・冬〜春に咲き続ける耐寒性の草花は、根が充分に育つこの時期に植え付けます。

 

中旬

 

・秋植え球根の植付け時期。11月中旬までには植え終わりましょう。

・最後の花のためにチッソ分を控えたリン酸、カリの多い肥料を与えます。

・樹木へは油かす、骨粉などの有機質肥料を施す。

・果樹やバラの植付け時期。

 

下旬

 

・非耐寒性の植物は鉢上げをし、室内に取り込みます。

・耐寒性のある植物でも保湿と保温効果を出すためのマルチング (腐葉土などを

 根元に敷くこと)を行います。

 

 

             落葉を集めて腐葉土や堆肥を作りましょう。

 

 

 

店頭に出ている草花

ポットマム、ミニシクラメン、ヒメヒイラギ、パンジー など

 

 

 

 

 

初雪が降る時期 本格的な冬の到来                       

 

 

上旬

 

・雪に弱い植物には雪囲いをし、根元にはたっぷりと寒肥を行い、力を

 蓄えさせます。 

・石灰硫黄合剤を散布しカイガラムシやすす病の予防をしましょう。

 

中旬

 

・花壇作りは天地返しから行い、土壌改良として消石灰や苦土石灰を混ぜ

 込みます。

 

 

             

 

 

店頭に出ている草花

パンジー、ビオ ラ、クロッカス、スイセン、チューリップ、ハボタン、エリカ など

 

 

 

 

 

 

宮城県内は 最も寒く植物たちは休眠中。    

この時期は春に向けてのプラン作りを始めましょう。            

     

 

 1月 

 

・雪が積もる前に宿根草や花の咲く低木などにも寒肥を施します。 

 

 2月 

 

・石灰硫黄合剤やマイン油乳剤による消毒で病害虫を防ぎましょう。

・パンジーやビオラは寒さよりも乾いた冷たい風によって痛むことがあります。

 防風のためのネットや腐葉土によるマルチングで防寒対策をしましょう。 

 

 

             ★太平洋側は乾燥した日々が続きます。冬場でも花壇の草花(パンジー、ビオラ、

               ハボタン等)は水切れに注意しましょう。灌水は晴れた風のない午前中に行います。

 

 

 

 

店頭に出ている草花

パンジー、ビオ ラ、エリカ、ノースポール、デージー、プリムラ など

 

 

 


 

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5. 芝生の年間管理

 

庭一面に広がる緑の芝生を夢見て、シバを張り雑草とり芝刈りと最初はすごくきれいになりますが、

喜びもつかのま、すこしづ つ雑草がふえ、つい雑草とりが追いつかなくなり年を追うごとにきれいな芝生は

いずこにと皆さん経験があると思います。芝生は生き物、少しでも手を抜くと正 直に雑草だらけの庭に変身して

しまいます。ここに示す芝管理表を基準に自分の庭の芝生の管理を計画してみましょう。

□芝管理の基本

1. 常に芝生を刈ることです。(刈り続ける事により雑草の生育を抑えてくれます。)

2. 肥料を与える事と芝生の根を押さえる"目土"を行うことが特に大事な作業となります。

3. 常に小さい内に雑草を手で抜き取ることが大事です。

4. 芝面に雨がたまらないようよく排水取ること、日当たりを良くすることが大事です。

※長年芝生を手入れしてもどうしても雑草が多い時は、使用上の注意事項を守り除草剤を使用してみては

 いかがでしょうか?最近の除草剤は残留毒性のない普通物の物、河川や地下水に流失しない物などがあります。

【芝管理表】

4月

上旬〜下旬

◎ サクラの咲く時期の7日前後に雑草発芽剤処理をする。

  (アージラン ・ザイトロン・ウェイアップなど)

 一緒に殺菌剤を混ぜて行う。 (ラージパッチ予防)

5月

5/1〜

◎ 刈り込み(第一回目芝刈・刈高2cm)

 伸びていなければ必要なし

◎ 連休明けくらいに施肥 50g/平方メートル

◎ ローラー転圧
 

◎ 排水処理(バンダー処理)

5/10

◎ 目土補充 ※下記参照

 ・追肥直後に目土をする

 ・表面の凹凸を修正

 ・第一回刈り込み終了

6月

6/10

◎ 芝刈り(刈高3cm

◎ 施肥 50g/平方メートル

7月

7/15

◎ 芝刈り(刈高2cm

6月上旬〜
7月上旬

◎ 雨のない日を選んで行う 広葉除草剤処理

  ・MCPP

8月

8/20

◎ 芝刈り(刈高2cm

8月中旬

◎ 雨のない日を選んで行う 広葉除草剤処理

  ・MCPP

◎ お盆過ぎ施肥 50g/平方メートル

9月

9月下旬

◎ 芝刈り止め(刈高3.5cm〜4cm

9月中旬〜
下旬

◎ 秋の化学除草剤(高温時は散布しない) スズメノカタビラ用発芽抑制剤

  ・アージラン

   土壌処理剤(発芽抑制)

  ・ウェイアップ

10月〜
3月
 

◎ 冬場排水処理工事

★6〜9月は 一週間に一度。その後は伸びたら刈るが基本

□管理上の注意点

1.夏場は夕方芝生に潅水する。

2.排水(特に芝面の排水)の悪い水の溜まる所を深く穴を作り、地下に水を送る。

3.雑草処理は毎日こまめに手で抜く。また、芝刈後切った葉は芝生の中に

 残らないようにする。

4.除草剤や肥料、殺虫殺菌剤を使用したときは7日程度芝生に触れないように。

5.目土は川砂(細目)7:3 などを使用し、圧1cm内外 よく攪拌の事(肥料を混ぜてもよい)

6.肥料は1平方メートル当り50g使用 その後は芝生に潅水を行う。

 化成肥料は配合比8:8:8

7.化学除草剤散布の際は必ず着色剤(サンプアート)を使用する(重複散布の防止)。

 夏場の使用は高温日を避けて行う。

8.殺菌剤散布は特に多い"ラージパッチ"予防としてプルーデンス.セレンターフを使用する。

 散布時期はサクラの開花が目安です。

9.殺虫剤はコガネムシ、ヨトウムシ退治にスミチオン、オルトラン等を使用する。

 


 

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